| 大阪近郊のお風呂屋さんで見かける主な業者 
 株式会社大一(現在はアクアプロ株式会社)
 豊中市「夢の公衆浴場 五色」をはじめとして近代的銭湯を多く手がけ、お風呂屋さんの改革に貢献している。株式会社ナニワ工務店「湯あそびひろば」の屋号で知られているが、少し前には「ゆーもあらんど」や
      「ゆうゆうらんど」などもあり、洗い場の排水溝に「DANKEN」のマーク入り目皿がはまっている。
 
 
 大一と共にお風呂屋さん近代化への貢献は大きい。鶴亀温水器工業株式会社中・小の“生活湯”が比較的多く、サウナなどを立体的に配置している例がよく見られる。ファッサードのデザインや看板で見分けがつきやすく、排水溝の目皿に社名が入っているのですぐわかる。
 
 
 少し古いお風呂屋さんでよく見られる“ツル”と“カメ”のマークが入った湯・水の押しカランで知られている。株式会社植田工務店設備部分のみを担当することもあり、スーパー銭湯なども手がけている。
 
 
 大阪旭区の「神徳温泉」など大規模なものから“生活湯”まで比較的広範囲に手がけている。その他、タイル絵で有名な大阪鶴見区の宝船温泉に代表される「福井工務店」も大阪ではよく見かける。「明宏」は松原市のごくらく温泉が代表的。町内の生活湯になかなか味わい深いものがある。設備面もしっかりしていて、さしずめ「正統派風呂屋職人」というところ。
 排水目皿は丸に田のロゴマーク。
 
 
 また、「藤森建設」や「酒井工務店」「図所建設」なども、洗い場排水溝の目皿に社名のイニシャルやロゴマークが入っている。 地域的に見ると、神戸を中心にしている「大建工業」や、京都が地元であるが西宮の風呂屋を手がける「羽根田工務店」などがある。
 他に、大阪中央区の清水湯をはじめとして、設計サイドから関わっている「有思考設計室」も知られている。又、有思考設計で「小林工務店」が施工した風呂屋も最近見かける。
 
 
 有限会社アセル
 
 社名変更前からのお風呂屋さんへの関わりは1983年来とけっこう古く、実績を積んできているのであるが、風呂屋業界はガードが固く、いまいち知名度はうすい…ザンネン!
 
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