電気風呂

電気風呂の歴史は古く、昭和27年頃登場したようである。穴のあいたプラスチック板でカバーした2枚の電極板の間に電流を流し、低周波効果をねらったもの。電圧は10Vまで調節でき、関西や九州・北海道などは強めに設定しているお風呂屋さんが多く、だいたい5V位、その他は3V位に設定しているようである。電流は条件によって異なりさまざまであるが、50オームの抵抗の場合20mA程度で、病院の低周波治療器と同じ特殊電気を流しているとのことである。又、電流を断続的に流してマッサージ効果をねらったモミモミタイプや、電極板を縦使いにして足がほぐせるようにしたもの、L型の電極配置などさまざまなものがある。
「お年寄りは強めの電気を好むようですが、弱めの電気で、できるだけ多くの人に利用していもらいたい」というメーカーの小西電機KK(東大阪市)の話です。

電気風呂の効能