風呂桶(洗面器)

ひと昔前は風呂屋備え付けの風呂桶と言えばケロリンの桶が定番であった。最近では石鹸メーカーの広告入り風呂桶が主流となっている。赤や緑、黄色などカラフルな色が多いので個人のものと見分けがつきやすい。中には客の忘れ物に浴場名を書いて備え付けの桶としたり、オリジナル桶を備え付けているお風呂屋さんもある。
以前は洗面器型やバケツタイプのブリキあるいはアルミ製を風呂屋に持参する人を多く見かけたが、近年はやはりプラスチック製が大多数をしめる。もっとも、高価な檜やさわらの木桶やアルミ製(1500円くらい)も販売はされている。又、百貨店などではケロリンのロゴ入りプラスチック桶を手に入れることもでき、お気に入りの「マイ桶」を持っての風呂屋通いもおつなものである。