夏場、洗い場の水のカランから湯が出てくることがある。湯カランの方と比べてもどちらが本来の湯なのかわからないくらい水が温かい。これは温水器が効率よく働いている証拠である。たいていのお風呂屋さんでは温水器を利用して排水の熱を回収し、上水を温めている。夏場でもともと水道水が温まっている時には排水とほとんど同じ温度になる。この水をカランに使っているお風呂屋さんでは“温かい水”となるわけである。このあたりでそのお風呂屋さんのシステムの一部をかいま見ることができる。 冬場の温かい水はうれしいが夏場の熱い水は閉口、とはいうもののこれも少エネ、我慢が大切。 |